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協議会について
協議会の活動内容、構成メンバー、その他基本情報を紹介します。
目的
トキ生息環境整備の持続可能な枠組づくりを目指すとともに、 トキと人が共生する天王川流域を中心とした地域において、自然への適切な働きかけを通じた取組により生態系の再生を目指す
活動場所
天王川自然再生エリア
新潟県が公共事業で整備する自然再生エリアです。加茂湖から約2km上流に位置し、計画面積は約1.2haあります。直線的で単調な線形を蛇行させ、コンクリートブロックの護岸を土堤に変え、川の周辺を掘り下げ湿地をつくり、トキの餌場の提供を目指しています。
自然再生エリアに降り立つトキ
活動内容
■天王川自然再生エリア周辺の自然環境の適切な管理
・定期的な環境整備作業
・生息する生物のモニタリング調査
■天王川自然再生エリア周辺の自然環境の適切な活用
・環境教育や作業体験の受け入れ
・エコツーリズムの実施
・仲間づくりのためのイベントの実施
会長メッセージ
トキが棲む豊かな自然を未来へとつなぐために私たちはより多くの協働をめざします
今、トキたちは私たちのフィールド・天王川流域を中心に多数が営巣し、ヒナを育んでいます。あちこちの田んぼやビオトープでは、トキが餌をとっています。人々のすぐそばで暮らすトキたち。いま、トキと人びとは共生しているのです。
このような光景は、トキ放鳥以前には、夢物語にすぎないと思っていたものでした。その「夢」が、今や目の前の現実として展開されているのです。
しかし、この光景を未来へつないでいくことができるのでしょうか。過疎化・高齢化していく島の社会は、トキが棲む、生きもの豊かな田んぼと自然を守っていけるのでしょうか。トキ放鳥から10年がたち、各組織もメンバーの高齢化や活動の停滞に直面しています。それらを、どう打開していったらよいのでしょうか。
この課題にこたえるために私たちは、天王川流域でトキの野生定着にかかわっている組織が結集し、この協議会を立ち上げました。私たちは、力を合わせて地域の生物多様性を維持し、トキのエサ場を整備・管理していくために、活動してまいります。
また、トキの野生復帰を応援して下さる全国の皆さんと連携し、ボランティアを受け入れ、一緒に汗を流してまいります。
自分たちでできることは限られています。しかし多くの皆さんとの協働が発展して行けば、この地域を活力に満ちた地域としていくことも可能と思います。そしてそれは、過疎・高齢化に悩む全国の中山間地域での、生きものとの共生を軸とした地域づくりの先行事例となる可能性を示しています。そのようなモデルとなることをめざし、ともに活動してまいりましょう。
2017年8月 トキの水辺づくり協議会 会長 板垣徹
構成メンバー
体験学習やボランティア受入のほか、天王川におけるホタルの生息環境整備にも取り組んでいます。
トキのモニタリング活動、佐渡島内の社会人を対象とした勉強会など様々な活動に取り組んでいます。
四季を通して自然体験プログラムを行っています。
トキ交流会館の管理と運営を行っています。
トキの野生復帰の普及啓発や、トキの餌場づくりの各種支援を行っています。「朱鷺と暮らす郷づくり」認証米制度を導入し、安全でおいしい「佐渡米」を佐渡島内外の消費者へ提供しています。
トキの野生復帰を下支えする一環として、佐渡島内を流れる天王川及び国府川等で自然再生事業に取り組んでいます。農林水産振興部(農地)では、水田魚道や水生生物の棲みかとなる江の整備を促進しています。
佐渡島内でビオトープ整備等のボランティア活動に取り組んでいたことが縁で、サテライト会員となり、当協議会のシンボルマークも同大の学生から制作していただきました。
佐渡島内でボランティア活動に取り組んでいたことが縁で、サテライト会員となりました。「環境の保全改良」「地方文化の発掘と普及」「過疎過密の問題の解決」に取り組んでいる認定NPO法人です。
当協議会からの佐渡島内でのボランティア活動参加の働きかけに共感していただき、サテライト会員となりました。
佐渡島内でボランティア活動に取り組んでいたことが縁で、サテライト会員となりました。東京都清瀬市を中心に地域づくりを他地域と連携して行っています。
ビオトープの整備・維持管理手法及び里山の維持管理手法等について科学的知見に基づく助言をいただいてきたことから、アドバイザーを担っています。
トキの野生復帰事業の主体である環境省佐渡自然保護官事務所は、放鳥されたトキの観察を通じて得られた知見を地域に還元していただいてきたことから、アドバイザーを担っています。
トキの生息等について助言をいただいてきたことから、アドバイザーを担っています。
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